「はぁー」
「どうしたの英二、さっきから溜息ばっかりついて」
そう、英二は家の中に荷物を入れてからずっと沈んでいました。
「だって、大石に俺の家で寝てとか、けっこう突き放すようなこと言っちゃったし・・・」
「なんだそんなことで落ち込んでたの?」
「そんなことってなんだよ!」
英二がキッと睨むと不二が優しく抱きしめて言いました。
「大石は怒ってなんか無いよ。英二の布団で寝れるって喜んでたでしょ?」
「そーなの?」
「うん、だから英二が落ち込む必要なんてどこにもないんだから」
「そっか」
そう言うとやっと英二の顔に笑顔が戻りました。
――――――――――プツッ――――――――――
「え?にゃに?にゃんの音?」
「僕の理性が切れた音かなw」
「はぁ!?にゃんだそ・・・・わっ!!」
英二が言っている間に不二にベッドへと倒されてしまいました。
「にゃんなの!にゃんでいきなり!?」
「英二猫語になってるよw」
「なってにゃい!」
いつまでも駄々をこねる英二に焦れたのか、不二が英二の首筋にカプりと噛みつきました。
「んぁ・・・っ!」
「大丈夫、今日は酷くしないから」
口を離して噛んだ所をぺろぺろと舐めながら不二は言いました。
「今日は?」
「うんw今日は・・・」
「はぁ・・・・」
英二はまた溜息をついて、なんだよそれと言いつつも身体の力を抜きました。
「んっ・・・んくっ」
英二はベットに座った不二の脚の間に顔を埋めていました。
「だいぶ上手なったね英二」
「はぁ・・・あむ」
「昔は酷かったから」
不二は懐かしむように英二の髪に指を絡めながら言いました。
「っ・・・昔ってしたのつい最近のことじゃん!」
「口離していいよって言った?」
英二が反論すると不二は英二の後頭部を引き寄せて、また口に含ませました。
「・・・っ!げほっげほっ」
いきなり喉の奥まで入り込んできたものに英二がむせると、不二はくすくすと笑って
指であごを上げました。
「ちゃんと舐めて、上手くできたらご褒美上げるよ」
この言葉に縋るように英二は再度不二に口を付けました。
裏筋に沿って舌をはわせて根本をさすり先端からあふれ出す先走りを飲み下しました。
「っ・・・英二もういいよ、ありがとう」
「うにゃ・・・」
今まで舐めていたものを無理矢理口から出されてことによって、英二は物足らなそうに舌で
おいかけました。
すると、不二が指を英二の口の中に入れて
「ダメ、後は下の口で楽しんでね」
と言い英二をベットの上に引き上げました。
かわいいかわいい
僕の猫は
教えたことはよく覚える
もちろん
夜限定だけどねw