なんて居たたまれない
今日は仕事が休みだからのーんびりできる
と、思っていたのですが・・・・
「ごめん英二今医院長から連絡があって急患だって」
「急患!?」
「うん」
バタバタと出かける支度を始めた不二
休みなのに・・・どうしてこういう日に限って急患とか来るのかなぁ
とは言っても苦しんでいる動物を見捨てるなんてことできないし
不二がそんな動物たちを放っておくなんて無責任なことしないって知っている
「英二は休んでて、僕もできるだけ急いで帰ってくるから」
「それは・・・別にいいんだけどさ・・・」
「ダメ。今日はデートって約束でしょ?」
にっこりと笑う不二の笑顔には抗いがたい何かが含まれていて俺はコクコクと頷いた
ここで不二の機嫌を損ねてしまったら俺の身が危ない
お仕置きと称してとんでもないことを要求されたのは数知れず
人になる前は優しくてかっこよくて本当に自慢のご主人様だったのに
いや、今だって優しいしかっこいいし自慢であることには変わりないんだけど・・・・
えーと・・・・・こ、恋人・・・・になってから見えてきた新しい一面というか
まさか自分の飼い主とあんな事になるとは思わなかったって言うか
「えーじ、何考えてるの?」
「にゃ!?にゃんでも〜?」
「そう?てっきり僕のことかと思ったのに」
「ねぇ不二、その自信は一体どこからくんの」
「だって」
不意に不二が俺の首筋に顔を埋めた
それだけで昨夜感じた熱がよみがえって背筋に緩やかな電流が走る
「すごくやらしい顔、してたから」
「っ!?」
「じゃあ行ってくるね。あ、暇だったら青野さんの部屋に行ってみて。アフターケアも大事だよ」
不二はクスクス笑うと固まった俺の唇に羽のように軽いキスを落とし病院へと行ってしまった
そして部屋にぽつんと残された俺はと言うと・・・・
「バっ・・・・・バカ不二!!信じらんにゃい!!うあぁぁぁぁ!!!!」
あまりの恥ずかしさといたたまれなさに
近所迷惑も顧みず一人で悶絶したのだった
++++++++後書き++++++++
ヒャッハー続きます
テンション上げて進みます
思わず不二菊書いちゃったよぉぉぉ
ダメだ不二菊カワユス
このシリーズの不二菊はいちゃこらしすぎかな・・・・
いちゃいちゃしている不二菊以外思い浮かばない
私の脳みそがおかしいんですね、分かります
(さーて次回のなんてはぁ)次回予告
次こそは家に行く
あーちゃん質問する
モヤモヤの正体とは
の3本ですぅ(嘘)